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2021.03.18NY-153.02021.03.18NAS-409.0








米国市場は急反落。
前日のFOMCを受けた米国市場は10年債利回りが1年2ヵ月ぶりに1.75%を超えるなど金利上昇の一途。
ナスダックは400ポイント安。

2021.03.192021.03.19上海






日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値 29,792.05(-424.70)
始値 29,904.57
高値 30,049.77
安値 29,621.22
出来高 12億8504万株

日経225先物 終値 29,490(-570)
始値 29,750
高値 29,880
安値 29,450
出来高 47,116枚

日経平均



















3.193.193.19










日経平均は急反落。他方TOPIXは9日続伸と明暗。
先物は310円GDで始まり、序盤は買いが先行。
棒上げ商状から一時高値29,870円を何度も試すが、朝方は抜けられずに頭打ち。
日銀金融政策決定会合の結果発表を控えて伸び悩んでじりじりと上げ幅を縮小。
午後、やや遅れて発表されると現状維持発表直後は買いが先行するが、朝方の高値を一文新値で失速。
一転して鶴瓶落としのように急落し、アルゴ注文やイベントドリブンから乱高下の様相に。
一時安値29,450円まで突っ込む乱高下の末、結局引けにかけて売り直されて本日の安値圏で終えている。

相場は観測でエントリーし、織り込まれ、事実で決済するのがセオリー。
昨今は更に事実買いにまで走らされる異様な相場に辟易していただけに、発表後の売り崩しは溜飲が下がる思いに。
まさしく干天の慈雨といったところ。

ETF買い入れは現時点で時価総額で40兆円分に膨らんでいるが、出口戦略については時期尚早と考えにないことを明言していただけに、よほどのサプライズがなければ暴落することはないと思われた。
まだ記憶に新しいのが2016年4月の日銀ショックで、あの日は単なる現状維持の失望売りで1,080円幅という凄まじい急落があった。
マイナス金利導入後数ヵ月後のことで、あれほどまでにはいかないものの、高安430円幅と十分な大往来。
今回は更にマイナス金利深堀りに布石を打つかのようでもあり、さぞ売り買いが交錯するかと思われるが、日中だけで消化できるものだろうか。

それでも発表直後の乱高下だけでも高ボラティリティとチャンスは十分。
手薬煉引いて待っていた甲斐があったというもの。

朝方高値を一文新値で売り崩しすのは実に爽快。
イベントドリブンと相まってまさに溜飲が下がる思いがした。

日米欧の中銀イベントが相まってリスクテイクしたくなるトレーダー垂涎の値動きの連続だった。

リスクの取り方さえ間違わなければこれほどおいしい相場はない。

ナイトに入っては更なる鶴瓶落としの展開。
ほぼ据え膳相場。
頭と尻尾はくれてやりながらも終日短期回転が奏功した。

本日の損益
デイ +120円(5枚)
ナイト +290円(5枚)

現在の資金
967,520,000円 (+2,050,000円)※手数料考慮せず