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2020.12.04NAS+87.052020.12.04NY+248.7







米国市場は続伸。
ダウは4日続伸。11月24日に終値で3万ドルを付けて以来の過去最高値更新。
ナスダックやS&P500とともに三指数が揃って史上最高値を更新中。

2020.12.072020.12.07上海





日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値 26,547.44(-203.80)
始値 26,894.25
高値 26,894.25
安値 26,500.32
出来高 6億1582万株

日経225先物 終値 26,570(-70)
始値 26,880
高値 26,950
安値 26,500
出来高 77,079枚

日経平均











12.7日経平均は続落。
先物は100円GUで始まり、寄り付き直後こそ買いが先行するも、一時高値26,950円で頭打ち。
大台の2万7000円にはあと一歩及ばず、9時には棒下げ商状から間もなくマイナスに転じた。
午後には一時安値26,500円まで下げ幅を急速に拡大。
今週末にメジャーSQを控える中、ロールオーバーをこなしながらも戻り売り優勢の展開。
引けにかけては下げ渋る場面もあったが、結局売り直されて本日の安値圏で終えている。

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hayabusa220201206_hayabusa2_Fireball-5-2はやぶさ2帰還やワクチン接種開始の見通しと明るいニュースとは裏腹に市場はスピード調整。
昨日帰還したはやぶさ2のカプセルがオーストラリアの砂漠でJAXAのチームが無事回収に成功。明日日本に到着する。本体はすでに軌道を変え新たな調査に向かっている。

月や火星などの重力の大きい天体に着陸するのと小惑星調査は次元が異なる困難を伴うだけに感慨も一入。NASAでも成功しておらずはやぶさ1号に続いての快挙。
大気圏再突入時にも針の穴を通すような精密さが必要。
それは1km先のてんとう虫の星を狙えるくらいの精度。

はやぶさ2は2019年に人類で初めて小惑星の内部物質を採取することに成功。
ICBMより速い速度で移動する小惑星に着陸し、穴をあけて作業してそれを持ち帰るというのは、とてつもないこと。
小惑星リュウグウは地球に衝突するかもしれない小惑星の一つであり、これら一連の偉業のうち、人工クレーターを作ることに成功したのも世界初で、将来的に小惑星の軌道修正も可能となると期待されている。
遂にその成果であるカプセルが地球に帰還。実際に回収されたことで数々の世界初の成果がようやく名実ともに日本にもたらされることになり、技術的に欧米より10年はリードしたと伝えられている。

12.6他方、新型コロナウィルについても先だってファイザーが発表使用申請していたワクチンがいよいよ承認され、各国でワクチン接種が続々実現する見通し。
英国では8日から接種が始まる。
ロシアも独自に開発したワクチン「スプートニクV」を5日に先駆けて治験前にもかかわらず大規模接種を開始しており、中国も年内に各国へ販売。
ロシアのワクチンはあの衛星の名を冠しており、世界初の有人飛行、人工衛星の打ち上げを実現させた栄光を偲ばせる名をあえてつけたのは国威発揚の意図なのだろうか。
はやぶさの快挙も相まってかつての宇宙競争時代が思い出される。

先月来怒涛の上昇が続いている世界同時株高。
その異様な先高感やFRBによる空前のマネー流入による過剰流動性相場は、あのアベノミクス相場の始まりをも上回る勢いで、押し目もダイナミック。
手薬煉引いて待っていた甲斐があったというものだが、流れに身を任せながら、ほぼ据え膳相場。
連日の高値圏での一進一退からの調整は干天の慈雨の如く、高安450円幅の往来。
朝方の急落はまさに溜飲が下がる思いに。

本日の損益
デイ  +150円(5枚)
ナイト -30円(5枚)

現在の資金
916,470,000円 (+600,000円)※手数料考慮せず