ECBイベント通過 量的緩和の規模は月額600億ユーロ、期間は3月から来年9月末まで
米国市場は続伸。
ECBが量的緩和の事前予想が改めて報じられたことで先行して欧州市場は全面高だったが、ダウは高値圏での揉み合いに終始。
日経先物(左) /上海総合 (右)
日経平均株価 終値 17,329.02(+48.54)
始値 17,306.64
高値 17,355.74
安値 17,229.21
出来高 19億7108万株
日経225先物 終値 17,360(+150)
始値 17,310
高値 17,360
安値 17,220
出来高 35,860枚
日経平均は続伸。
先物は100円GUで始まるが、序盤から方向感乏しい展開に。
ECBの量的緩和決定への思惑もあり、手控えムード。
終日ヨコヨコのまま取引を終了。
理事会の結果発表で政策金利据え置きを決定。
ドラギ総裁の会見では量的緩和決定が発表されたが、直後からマーケットは乱高下。
ECBが量的緩和を実施するのは史上初。
これで米、日、欧と量的緩和を実施したことになる。
米国は一応成功裏に終わったとされているが、量的緩和は出口戦略が難しい。
先日のスイスフランショックのようにやり方によってはマーケットに大きな混乱をもたらす。
日本はまさに正念場。
黒田総裁のように小出しにせず大胆かつ意表を突く市場への対話が不可欠だが、今回のドラギトークは如何なる評価を受けるだろうか。
年額ではなく月額で600億ユーロと明言。
日本円では8兆円。総額100兆円規模。
事前予想では年間で5500億ユーロ、1年か2年かと見方は分かれていた。
中途半端に年額で1年半や2年ときたら希薄化する印象だが、この言い方なら十分にサプライズ。
予想通り一旦ユーロ売りが加速しているが、イベントドリブンが一巡したところで終了。
終日ほぼ手控えだったが、ナイトはシナリオ通りとはいえ十分な好機到来といったところ。
下手ながらナイト戦略が奏功した。
本日の損益
デイ -30円(5枚)
寄り引け 買い +50円(1枚)
ナイト +70円(5枚)
現在の資金
466,650,000円 (+250,000円)※手数料考慮せず