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2012年12月

掉尾の一振 大納会で年初来高値は13年ぶり 

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2012.12.27NY-18.282012.12.27NAS-4.25






米国市場は続落。

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日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値     10,374.85(+72.20)
日経225先物 終値    10,430(+60)

2012.12.28東証大納会2012.12.28 13年ぶりの大納会での年初来高値更新





大納会の日経平均は年初来高値更新で続伸。
大納会での年初来高値は13年ぶり。

先物は60円GUで始まり、序盤は戻り売りが先行するが、売り崩しはなく一進一退。
何度か上値を試す場面もあったが、結局場中としてはヨコヨコのまま十字線で引けている。

終盤の買いだけで手堅く終了。
米国の財政問題への懸念や警戒はあるものの、この強さは天晴れ。
昨晩の100ドル超下落時でも、米株先は底堅く踏みとどまっていたのはただ驚くばかりだった。
一抹の懸念はあるが、1月2日の協議で進展することを願いたい。

国内はそのフィスカルリスクも対岸の火事の如し。
6連休前であることもものともせず、利食い売りをこなしながら何とか掉尾の一振。

2007.02.28寄り付き前気配.bmp第一次安倍政権時に日経平均は18,000円台を回復していた。
寄り付き前にこんな気配を目の当たりにしたり、出来高も毎日10万枚以上だった頃だ。
その後首相が何人も後退し日経平均は世界の指標と比べ安値で放置されるように。
それがここにきて再び安倍政権が復活。
外国人投資家も回帰し、日経平均は1ヵ月余りで1,600円も急上昇した。
またあの頃のような血湧き肉躍る相場が来るかもという希望を持たせてくれた安倍首相。
更なる安倍トレードを来年も期待したい。
先物ブログ

本日の損益
デイ +10円(5枚)増し玉合算
寄り引け  買い ±0円(1枚)

現在の資金
327,600,000円 (+50,000円)※手数料考慮せず

安倍相場続く 日経平均が年初来高値を大幅に更新 約1年9ヵ月ぶりの高値水準

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2012.12.26NY-24.492012.12.26NAS-22.44






米国市場は続落。
クリスマス休場明けも引き続き財政の崖解決の見通しが立たない。
ダウは小幅に3日続落。年末商戦が低調だったと響いているようだった。

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日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値     10,322.98(+92.62)
日経225先物 終値    10,370(+130)

12.27 年初来高値更新日経平均は続伸。
ついに年初来高値を大幅に更新。
3月27日につけた年初来高値を更新し、同時に、震災のあった2011年3月11日前の水準まで回復した。
約1年9ヵ月ぶりとなる高値水準だ。
先物は80円GUで始まり、序盤から上げ幅を急拡大。
一時高値10,400円をつけるが、引けにかけては一進一退するなど伸び悩んだ。

国力低下、外交の不始末が目立った今年、何度も落日を見た気がしてならなかったが、ここにきて急浮上。
安倍政権復活への期待感は依然大きい。
勝って兜の緒を締めて是非、更なる浮揚を期待したいところ。
終日買いスタンスが奏功した。
先物ブログ

本日の損益
デイ +50円(5枚)増し玉合算
寄り引け  買い +50円(1枚)

現在の資金
327,550,000円 (+300,000円)※手数料考慮せず

外国人に逆らってはいけない 安倍トレードで日経平均全面高

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米国市場はクリスマスで休場。

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日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値     10,230.36(+150.24)
日経225先物 終値    10,240(+170)

日経平均は続伸。
日銀の金融政策決定会合の議事要旨が発表されると大口注文がどっと出ていた。
午後には首相指名の本会議が始まり、新政権への期待感から一段高。
指数は高値引け。年初来高値更新まであと25円ほどまでに迫っている。
先物は60円GUで始まり、一時高値10,250円をつけ同様にほぼ高値引けで終えている。

2012.12.26 第二次安倍内閣発足3年3ヵ月ぶりの政権復帰。
午後特別国会が召集され、安倍晋三総裁が衆参両院本会議での首相指名選挙を経て第96代首相に選出された。
そして今夜正式に第二次安倍内閣が発足した。

デイは買わない理由がないほぼ据え膳状態。
この年末になってチャンスを逃さず、流れに逆らわず何とか面白いトレードができたのは喜ばしい。

ITバブル後では2003年と、2005年の郵政解散後に怒涛の買い越しをした外人投資家、一方でバブル崩壊後買いで勝てなかったトラウマがある国内投資家は上がるとすぐに売っていた。
今もこの上昇がいつまで続くか分からないとか慎重なコメントをしているエコノミストを見ていると、まさにこの2つの時期を思い出す。
国内の個人が塩漬け株のやれやれ売りから、本格的に買いに転じてくるのはそのかなり先。そしてやっと国内トレーダーが買いだしたらその頃が天井となる。
歴史は繰り返す。
過去を見ると素直に初動に乗る方が効率がよいことが分かる。
素人の下手な逆張りは大怪我の元だということは昔も今は変わらない。
そもそもマーケットはそういった経験乏しいトレーダーから資金をむしり取って生き残るゼロサムゲーム。
まさに生き馬の目を抜く世界。

安全運転ながら十分なパフォーマンスを記録しており、出来高はまだ5万枚だが数年前の相場のような躍動を感じる今日この頃。
戦略の優劣も浮き彫りにされ、まさに面目躍如といったところ。
終日買いスタンスが奏功した。

バイイングクライマックス、売り方の踏み上げがまだ限定的だが、安倍新政権も発足したこともあり、イヤーエンドラリーは更に加速。
一抹の懸念は米国の財政の崖だったが、それを払拭するほどの強さだ。
はたして掉尾の一振なるか。
先物ブログ

本日の損益
デイ +110円(5枚)増し玉合算
寄り引け  買い +110円(1枚)

現在の資金
327,250,000円 (+660,000円)※手数料考慮せず

閑散に売りなしか

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2012.12.24NY-51.762012.12.24NAS-8.41






米国市場は続落。

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日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値     10,080.12(+140.06)
日経225先物 終値    10,070(+110)

日経平均は反発。
先物は150円GUで始まるが、間もなく急速に上げ幅を縮小。
一時安値10,020円まで値をい消す場面もあったが、大引けにかけては下げ渋った。
出来高はクリスマスということもあってか3万枚と低調。

安部さんが来月の日銀金融政策決定会合で物価目標見送りなら日銀法改正に着手するニュースも効いているようだ。
財政の崖は先送りになりそうだが。

終日売りスタンスだったが、やはり底堅い。
まさに閑散に売りなしか。
やれやれ。
先物ブログ

本日の損益
デイ +40円(5枚)増し玉合算
寄り引け  売り +40円(1枚)

現在の資金
326,590,000円 (+240,000円)※手数料考慮せず

クリスマス休暇明けまで小休止か 先物10万枚の大商いでリスク回避優勢

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2012.12.20NY+59.752012.12.20NAS+6.02






米国市場は反発。
ベイナー下院議長の発言を受けて財政の崖の回避に向けた与野党協議が前進しているとの見方が改めて強まっていたが・・・。

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日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値     9,940.05(-99.27)
日経225先物 終値    9,960 (-70)

日経平均は続落。3日ぶりに1万円を割り込んだ。
先物は120円GUと反発してスタートしたものの、流れが急変。
年内の重要イベントはあと米国の財政の問題をめぐる妥結を残すだけで、更なる一段高で丁度いいクリスマスプレゼントかと思っていたのだが、10時のブルームバーグを見てその情勢が一変。
グローベックスが急速に下げに転じた。
全く持ってこれまでの上昇機運に水を差された格好だ。
楽観視していた反動と利益確定売りが加速した。

10時すぎから断続的な売りが出て20分ほどで前日終値まで到達。
あっさりギャップ分を帳消しにする展開に。
午前中はプラス圏で持ちこたえていたが午後からはついに売り崩され一段安。

12.21 米共和党のベイナー下院議長財政の崖を回避するために共和党が提案していた減税延長法案の採決が見送られたことで警戒感が広がった。
採決を取りやめたのはベイナー下院議長らが取りまとめた法案でこれを下院で可決しオバマ大統領へ譲歩を迫る狙いだったが、思惑が外れた形になった上、下院はクリスマス明けまで休会と伝わった。

いわばさじを投げられてしまった形であり、昨年の夏にも同じようなことがあったが、日本も米国も同じだなぁと辟易。
どうせうまく合意できるのではないかと楽観視していたのだが、一転して最悪のシナリオの方向へ動きつつあるから分からない。
今回はそれに加えてクリスマス休暇前でもあり、リスク回避の思惑が先行したものと思われる。

序盤は買いスタンスで更なる上昇を見込んでいたが、あっさり振り落とされ早々に退散。
クリスマス休暇前のこのリスク材料がすっかり水を差した格好。
ヘッジファンドの決算同様、外人の事情に逆らうことはご法度。
粛々と売るしかない。
しかし、売りが痛恨の空振り。
100円以上の利益が画塀に失した。
あれよあれよと言う間に下がってしまい、この大チャンスを取り逃してしまったのは残念な限り。
終盤は寄り引けの売りのみが伸びた格好でいささか心残り。

私の様な乏しい資金力で素人がプロの外国人投資家が作るトレンドに逆らっても勝てるはずがない。
日本ではクリスマス休暇といってもピンとこないしトレードは普通にする。
日本人であれば盆と正月。中国人は旧正月。アラブマネーはラマダン。
しかし、やはり「外国人投資家には逆らうな」と昔から株の基本スタンスとして言われているが、逆らったらたいていは負ける。

クリスマス前の悪材料は当然売り。

しかし、日経平均は本日こそ1万円割れだが、それでも相場の流れは既に変わっている。
来週はクリスマス休暇で分からないが年末から年明けは一段高を期待。

理由は売買代金だ。

売買代金、出来高の急増は株高のサイン。

これまで通常1兆円割れが当たり前の日が多かったが、ここにきて2兆円を超える日が出てきており、この数日で凄まじくボリュームがアップしている。
本日の出来高は先物で10万枚。
現物は本日こそぎりぎりで2兆円を割れたが、昨日まで連日で2兆円を超える売買代金を記録していた。
メジャーSQや震災を除けばリーマンショック前後まで戻ってきている。

昨日の東証が発表した投資主体別売買動向を見ると衆院選直前から大幅な買い越しだった。
現物と先物をあわせて5000億円以上の買い越し。
一方で売り越していたのが国内の個人、機関投資家。
日本人が売ったものを外国人が根こそぎ買いあさっている構造で、これは2005年の小泉郵政解散時に酷似している。

あの時も売買代金が急増していた。
国内投資家が一斉にやれやれ売りし、その後の超絶な踏み上げで大相場に至ったことは誰もが鮮烈に記憶にしているところである。
国内の個人や機関投資家が一所懸命売っても関係ないことを過去の経験で身に染みて分かっている。

今回も久しぶりの大相場到来を期待させる兆候が出ているので掉尾の一振、イヤーエンドラリーに期待したい。
いざ動いた時にこそ大損を回避することが大切。
昔は個人向けのこのような戦略はなかった。
今は個人レベルでもロスカットを効率的に行い、利益はできる限り伸ばせる戦略があること、その恩恵を改めて痛感する。
リスクマネジメントと損小利大の攻守バランスのとれた戦略はやはり大相場でその優位性が浮き彫りになると思われる。
これからは確たる戦略もなく大損するトレーダーとリスクマネジメントを身に着け着実に大勝していくトレーダーと二分されるのではないだろうか。
また以前の生き馬の目を抜くような大相場の到来を期待する今日この頃。
先物ブログ

本日の損益
デイ -40円(5枚)増し玉合算
寄り引け  売り +190円(1枚)

現在の資金
326,350,000円 (-10,000円)※手数料考慮せず

半年ぶりに8万枚の出来高

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2012.12.19NY-98.992012.12.19NAS-10.17






米国市場は反落。

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日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値     10,039.33(-121.07)
日経225先物 終値    10,030 (-150)

日経平均は反落。
先物は90円GDで始まり、序盤は戻り売りが先行。
日銀発表が迫ると底堅く推移し、13時の発表後は急騰。
しかしすぐに急落するなど乱高下が続いた。
一時高値10,150円を回復する場面もあったが、引けにかけては再び値を消し、結局反落して終えている。

12.20 白川日銀総裁 安倍自民総裁 会見で白川総裁がフリップまで持ち出し、強力な金融緩和を行うと強調。
これもまた異例中の異例。
10兆円規模の追加金融緩和を発表しており、これで日銀がマネーを供給する規模は120兆円を超えるということになる。
同時に事実上の物価目標である「物価安定の目途」を見直し、来年1月の会合で詳細を決めると発表。

出来高は遂に8万枚超に達し今年度最高枚数を記録。
8万枚超は6月6日の81,231枚以来で半年ぶり。
思えば今年度はずっと5万枚以下が当たり前の状態で、8万枚を超えたことは他に4月4日の80,929枚、4月27日の80,500枚しかなかった。

大商いは歓迎すべきことだが、買いは発表直後にあっさり振り落とされ早々に退散。
やれやれ。
先物ブログ

本日の損益
デイ -20円(5枚)増し玉合算
寄り引け  買い -60円(1枚)

現在の資金
326,360,000円 (-160,000円)※手数料考慮せず

日経平均が今年最大の上げ幅で遂に1万円台を回復

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2012.12.18NY+115.572012.12.18NAS+43.93






米国市場は続伸。

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日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値     10,160.40(+237.39)
日経225先物 終値    10,180 (+240)

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日経平均は大幅続伸。
今年最大の上げ幅で遂に1万円台を回復した。
上放れが加速が続き、断続的に買われて全面高だった。

午後から更に一段高し高値引け。
引けピンの10,180円で終了している。

この強さは天晴れ。
昨日同様、久しぶりの会心の相場だった。
終日買いスタンスが奏功した。

20日の昼には日銀金融政策決定会合の結果が判明する。
先物ブログ

本日の損益
デイ +140円(10枚)増し玉合算
寄り引け  買い +140円(1枚)

現在の資金
326,520,000円 (+1,540,000円)※手数料考慮せず

安倍トレード第二幕 朝からリスクオン優勢

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2012.12.17NY+100.382012.12.17NAS+39.27






米国市場は反発。

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日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値     9,923.01(+94.13)
日経225先物 終値    9,940 (+120)

12.18 日経平均8ヵ月半ぶりに9,900円台回復日経平均は続伸。
終値ベースでおよそ8ヵ月半ぶりに9,900円台を回復。

昨日の「並び赤」からの上放れが加速した格好。
先物は20円GDで始まり間もなく上げ幅を急拡大。
踏み踏み効果もあいまって断続的な買いに買いを呼んだ。
午後には安倍総裁と日銀の白川総裁が会談すると伝わると一段高。
一時高値9,970円をつけ、1万円台の大台へ迫る場面も。
引けにかけて伸び悩んだものの高値圏を維持したまま引けている。

昨日に続き朝方の寄り付き前から売り買いが交錯。
利食いの戻り売り一巡、エネルギー充填しいざ外人部隊による買い発動といったところか。
金融緩和、新政権への期待感の大きさがうかがえる。
これは2005年そっくりであの時の感覚がよみがえる。
個別も盛り上がっており、個別ではシャープがまるで仕手株のようになっており凄いことになっている。

朝からリスクオン優勢の展開に。
一旦走り出したら逆らってはいけない。
戦略通り終日買いスタンスが奏功した。

久々の10枚エントリー。
ラッキーにも踏み上げ相場も手伝って会心の相場。

典型的な買いシグナル点灯といったところで、2005年郵政選挙を彷彿とさせる天晴れな上げっぷり。
小泉政権時のように否決法案の再議決ができる議席を獲得したことがやはり大きい。
トップダウンの政策遂行能力がまさに必要な時で、危機突破内閣というネーミングも悪くない。
このままの勢いで強いリーダーシップを発揮しブレイクスルーしてもらいたい。

2005年夏以来の分かりやすい相場。
何年に一度しかないチャンスかもしれない。
初期波動はどこまで続くか分からないので、初動をまず取ることが肝心。
その後下げても上がってもデイトレでは関係ない。
朝戦略のモットーである「トレードにおける最大のリスクヘッジはトレードしない」ことであるとともに「最大のリスクはチャンスなのにエントリーしない」は大きな相場の転換点のたびに改めてその大切さを痛感。

日銀金融政策会合の結果を先取りした動きが強まっている。
これに加えて米財政の崖問題解決がなされれば思わぬクリスマスプレゼントと掉尾の一振が見込まれそうだが・・・。
安倍トレード第二幕に期待する今日この頃。
先物ブログ

本日の損益
デイ +80円(10枚)増し玉合算
寄り引け  買い +100円(1枚)

現在の資金
324,980,000円 (+900,000円)※手数料考慮せず

日経平均は「並び赤」から高寄り 騰落レシオ140%台乗せ

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2012.12.14NY-35.712012.12.14NAS-20.83






米国市場は続落。

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日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値     9,828.88(+91.32)
日経225先物 終値    9,820 (+60)

昨日の衆議院選挙で自民党が圧勝。
期待を一身に受け安倍新政権が来週にも発足する。

日経平均株価は「並び赤」から160円GUの高寄り。
日中は戻り売り優勢だったが、終値でおよそ8ヵ月半ぶりに9,800円台を回復。
朝方為替は1ドル84円台半ばと一時1年8ヵ月ぶりの円安水準をつけ、午前7時前には一時84円35銭まで円が急落。
その後も84円を挟んでの推移。
海外の投資家を中心に早ければ今週の金融政策決定会合で追加緩和が行われるとの期待も強まったことがうかがえた。

週末はほぼ同じ大きさの2本の陽線が並んだいわゆる「並び赤」で、昨日はここから更に上放れして寄り付いたことから、大上げの兆候の形が完成した格好。
この形は今年の2月にも出現しその後堅調になっていたのは記憶に新しい。

一方で過熱感も懸念されている。
騰落レシオ25日は140.4と、ついに140%台に。
通常120%で天井とされるが、ここまでの超過熱感は過去の例では逆に上放れすることが多い。
今年の2月の場合は欧州の財政問題で2ヵ月ほどで終わっているが、今回は政権交代なので市場の期待もより大きかったのだと思われる。

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自公の勝利は織り込んでいたとはいえ、自公で325議席はまさにポジティブサプライズ。
衆議院3分の2以上の議席確保の上で政策遂行能力が高まることや、日銀の緩和圧力が高まることから株買いが鮮明に。

しかし、急ピッチな上昇に利益確定売りも出て、上値は重い展開に。
結局終値は指数は90円高、先物は60円高と上げ幅を縮小して終了。

安倍トレード第一幕終了でとりあえずの戻り売りといったところ。
終日売りスタンスが奏功した。
第二幕に期待したい。
先物ブログ

本日の損益
デイ +100円(5枚)
寄り引け  売り +100円(1枚)

現在の資金
324,080,000円 (+600,000円)※手数料考慮せず

選挙前の週末 日本市場の逆行高

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2012.12.13NY-74.732012.12.13NAS-21.65






米国市場は続落。

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日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値     9,737.56(-5.17)
日経225先物 終値    9,760 (±0)

短観通過後、日経平均は60円GDで始まり序盤は一進一退だったが、正午すぎから一段高。
一時高値9,780円をつける場面もり、引け前に伸び悩んだが、昨日に続き引けピンに近い終わり方だった。

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選挙前にもかかわらず日本市場の逆行高が続いている。
選挙後調整するパターンが多いが、この2005年の夏を彷彿とさせる強さには天晴れ。

終日買いスタンスだったが、ほぼ終日手控え。
買いは空振りが多く、ナイトはヨコヨコ。
やれやれ。
先物ブログ

本日の損益
デイ +10円(5枚)
寄り引け  買い +60円(1枚)
ナイト +20円 (5枚) 増し玉合算

現在の資金
323,480,000円 (+210,000円)※手数料考慮せず

安倍トレードでリスクオン加速 日経平均8ヵ月ぶり9,700円台回復

カテゴリ:

2012.12.12NY-2.992012.12.12NAS-8.49






米国市場は反落。
ダウは6日続伸。
FRBが失業率が6.5%を下回るまで強力な金融緩和を続けるとし、事実上のゼロ金利政策継続を発表。
これを受け、次は日銀の番だとして市場では日銀への追加緩和の期待が高まっている。

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日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値     9,742.73(+161.27)
日経225先物 終値    9,760 (+180)

日経平均は110円GUで始まり間もなく上げ幅を拡大。
断続的に買われ終日高値圏を推移。
昨日に続き大口売買も目立ち、大引け間際の売買動向にはほぼ引けピンに近い見えざる手を見た思いだった。
結局8ヵ月ぶりとなる9,700円台を回復して引けている。

今年大ブレイクした大きなリボンを頭につけたあの女性歌手きゃりーぱにゅぱにゅさんが自分をスカウトした人のことをとても大切に思い感謝していることをテレビで語っていた。
本当にありがたいと思うと感謝の言葉。
今の自分が誰のおかげであるのか、誰が救ってくれたのか、何故いい生活が出来ているのか、それに気づかない人がほとんど。思っていてもなかなか口にできない。
「井戸を掘った人の事を忘れるな」という言葉が隣の国にはあるそうだが、人に対して感謝する人、それが口に出せるこの女性は立派だと思う。
私自身、こうしてトレードで退場せずにいられることなど何のおかげなのか自覚し感謝している。

12.13 領空を侵犯して飛行する中国海洋局の飛行機そんな思いを馳せていた本日、その恩知らずの中国の航空機が尖閣諸島魚釣島近くの日本領空を侵犯したとの報道が・・・。
こんなことされて「厳重に抗議」とか「遺憾」などしか言えない日本政府。
ドイツさえ憲法を再三変えているのに、日本はわずか数日で作った米国から押し付けられた憲法を頑なに守って専守防衛という名のもとに何もできないこの体たらく。
9条の改憲はタブーとされてきて、これまでも必要に迫られていなかったので議論を避けてきたように思うが、これで国民も目が覚めるか。
改憲を強力に主張しているのは安倍さん。
私は既に期日前投票を済ませたが、いよいよ近づく衆院選挙。

安倍トレードでリスクオン加速。
終日買いスタンスが奏功した。
先物ブログ

本日の損益
デイ +70円(5枚)
寄り引け  買い +70円(1枚)

現在の資金
323,270,000円 (+420,000円)※手数料考慮せず

北朝鮮ミサイル発射とFOMC

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2012.12.11NY+78.562012.12.11NAS+35.34






米国市場は続伸。

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日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値     9,581.46(+56.14)
日経225先物 終値    9,580 (+60)

日経平均は80円GUで始まり昨日に続き終日方向感なく推移。
大口売買で売り買い交錯したものの出来高7万枚弱。

12.12 北朝鮮ミサイル発射北朝鮮ミサイルの地政学リスクも限定的。

ナイトはFOMC期待で欧州の時間は盛り上がっていたが、後はヨコヨコ。
デイはあっさり振り落とされ早々に退散。
QE2を決定したFOMCの後は調整したが、今回はどうだろうか。
外人部隊は円安先物買いのアルゴリズム発動中か。
しかし日中の鈍さには辟易。
やれやれ。
先物ブログ

本日の損益
デイ -40円(5枚)
寄り引け  買い -20円(1枚)
ナイト +30円 (5枚) 増し玉合算

現在の資金
322,850,000円 (-70,000円)※手数料考慮せず

感情に左右されず無駄のないトレードができる

カテゴリ:

2012.12.10NY+14.752012.12.10NAS+8.92






米国市場は夫々上昇。

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日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値     9,525.32(-8.43)
日経225先物 終値    9,520 (-20)

日経平均は30円GDで始まり終日ヨコヨコの展開。
終盤上値を試す場面もあったが、引けにかけては伸び悩んだまま終了。

FOMCやメジャーSQ、選挙などに忙しい今週。
日中は昨日の一文新値からリスクオフ。
ナイトはFOMCとQE3.5を織り込む流れとなっている。

今のような相場こそ戦略の実力が浮き彫りにされる。
トレンドの掌握とコンスタントに利益を出せることのありがたさ。
無駄なトレードをせずに済むのはこの戦略のおかげ。
相場を張るのに一時的な勝利は意味がない。
どんな相場でもその相場に合わせたマネジメントが重要で、今の相場がまさにそう。
一時的に大きく利益を出せても、その後大損してそれまでの利益が水泡に帰しては元も子もない。
結局高いパフォーマンスを持続させるには攻めの戦略とリスクマネジメントのバランスで決まる。
大損する前にいかに早くこのスタイルにたどり着けるかが肝なのではないだろうか。
私のような下手な素人でも感情に左右されず無駄のないトレードさえできれば退場はない。
先物ブログ

本日の損益
デイ +10円(5枚)
寄り引け  買い +10円(1枚)
ナイト +30円 (5枚) 増し玉合算

現在の資金
322,920,000円 (+210,000円)※手数料考慮せず

一文新値に終わりデイは空振り

カテゴリ:

2012.12.07NY+81.092012.12.07NAS-11.23






米国市場はまちまち。

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日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値     9,533.75(+6.36)
日経225先物 終値    9,540 (-20)

日経平均はほぼ変わらずで始まり序盤のアジア時間内は買い優勢。
一文新値で更新したものの上値追いはなく、午後には欧米情勢を意識した展開に。
米株先は変わらず。
徐々に下落しながらも、売り崩しはなく結局小幅安水準で引けている。

デイは空振りが続き終始手控え。
先物ブログ

本日の損益
デイ -------(5枚)
寄り引け  買い -30円(1枚)
ナイト +20円 (5枚) 増し玉合算

現在の資金
322,710,000円 (+70,000円)※手数料考慮せず

地震発生と米雇用統計

カテゴリ:

2012.12.06NY+39.552012.12.06NAS+15.57






米国市場は夫々上昇。

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日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値     9,527.39(-17.77)
日経225先物 終値    9,560 (+20)

日経平均は指数が小反落。
先物は続伸。
変わらずで始まり終日始値を狭い値幅で推移。
結局ヨコヨコのまま引けている。

デイは雇用統計前で動かなかったもののナイトでは地震と米雇用統計で波乱含みの展開に。

12.7 午後5時18分ごろ 三陸沖7日17:18頃、東北や関東地方で強い地震が発生。
ドイツの指標発表やユーロ安進行もあり、ナイトでは売り仕掛けがあったものの、米雇用統計で巻き返された格好。

売り買い交錯したが、ナイト戦略が奏功した。
先物ブログ

本日の損益
デイ +20(5枚)
寄り引け  買い +20円(1枚)
ナイト +30円 (5枚) 増し玉合算

現在の資金
322,640,000円 (+270,000円)※手数料考慮せず

リスクオン加速 四本値そろって高値更新 

カテゴリ:

2012.12.05NY+82.712012.12.05NAS-22.99







12.5 アップル4年ぶりの急落米国市場はまちまち。
「フィスカルクリフ」協議に早期妥結期待でダウは13,000ドル台を回復。
シティは大幅上昇、アップルは急落と明暗が分かれた。
アップル株は6%以上下落し1日としては4年ぶりの下落率だった。

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日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値     9,545.16(+76.32)
日経225先物 終値    9,540 (+60)

日経平均は続伸。
先物は50円GDで始まり終日高値圏を維持。
上値追いのムードも乏しく、終日ヨコヨコのまま引けている。
底堅く、また上値も重いというこの異様なセンチメント。
持たざるリスクを意識した慎重に買い進まれている印象。

日中の値動きとしては小動きだったが、時系列データとしては久しぶりの四本値そろって高値更新。
10月11日から15日にかけてつけた水準をようやくクリア。

12.6 新聞各紙 自民過半数観測自民党が単独過半数の勢いと報じられたことでリスクオン加速。
あくまで下馬評で今の選挙は蓋を開けてみないと分からない。
2005年の時は若者の浮動票が国を動かしたが、今度はどうだろうか。

ファーストリテイリングの寄与度も際立つ。
月次売上の好結果から日経平均を牽引している。
このまま選挙前までにさらなる上昇を期待したいところ。
マーケットの勝ち組は、当然すでに分析と準備を進めているはず。

どちらに振れてもチャンスを生かせるよう手薬煉引いて待っているが。
はてさて。

私は下手ながらリスク管理だけはしっかりと、あとコツコツとやるだけ。
幸いにもこれまで幾度となくパニック相場に見舞われたが、いずれも大きな損失もなく何とか生き残ってこれた。
これも戦略で自分の運用スタイルを確立できたおかげ。
損切りが苦にならなくなるシステムは実に画期的だ。
どんな優れたシステムでも損切りは誰だって苦手なもの。
逆指値をしたって解除してしまっては意味がないからだ。
退場したくない人は迷わず真っ先にマスターすべきマネジメント方法といえる。
先物ブログ

本日の損益
デイ -10(5枚)
寄り引け  買い +10円(1枚)

現在の資金
322,640,000円 (-40,000円)※手数料考慮せず

フィスカルクリフを前に立ち往生

カテゴリ:

2012.12.04NY-13.822012.12.04NAS-5.51






米国市場は続落。

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日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値     9,468.84(+36.38)
日経225先物 終値    9,480 (+50)

日経平均は反発。
先物は40円GDで始まり、間もなく上昇に転じると11時すぎから上げ幅を急速に拡大。
一時高値9,530円まで上昇する場面もあったが、引けにかけては伸び悩んだ。
それでも終値ベースでは戻り高値更新して引けている。

フィスカルクリフを前に立ち往生したのか、見事に上値は跳ね返された。
決済アルゴが奏功し、何とか及第点といったところか。
先物ブログ

本日の損益
デイ +50(5枚)
寄り引け  買い +90円(1枚)

現在の資金
322,680,000円 (+340,000円)※手数料考慮せず

本日の取引

カテゴリ:

2012.12.03NY-59.982012.12.03NAS-8.04






米国市場は夫々下落。

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日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値     9,432.46(-25.72)
日経225先物 終値    9,430 (-30)

日経平均は小反落。
先物は20円GDで始まるが、終日方向感なく推移。
前日終値9,460円を何度も試すが結局ヨコヨコのまま引けている。

騰勢ないまま、デイは本日も手控え。
買いは空振り。
やれやれ。先物ブログ

本日の損益
デイ -------(5枚)
寄り引け  売り +10円(1枚)

現在の資金
322,340,000円 (+10,000円)※手数料考慮せず

安倍トレード一服 中央道のトンネル天井崩落事故に思う

カテゴリ:

2012.11.30NY+3.762012.11.30NAS-1.79






米国市場はまちまち。

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日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値     9,458.18(+12.17)
日経225先物 終値    9,460 (+10)

日経平均は小幅続伸。
先物は40円GUで始まり序盤は上げ幅を拡大し一時高値9,530円をつける場面もあったが、間もなく失速。
プラス圏を維持しつつも小幅高水準にとどまったまま引けている。

12.03 中央道笹子トンネル天井崩落事故中央道のトンネル天井崩落事故はあってはならないし、信じられない。
亡くなられた人々の命は戻らない。
高い車関連の税金と高速道路料金を支払いながらその整備不良の為に命まで取られる無念はいかばかりだろうか。

全国の緊急点検整備で追加何兆円必要とか試算出ている時点で見通しが甘かったことがわかる。
この事故がなかったら不要とされていたわけなのだから、原発に続きこれは日本の将来にとってゆゆしき事態。
高速道路が民営化されて久しいが、本当に必要なインフラ整備は税金で国がしっかりやっていくべき。
そこに過度な効率化を求めるのは危ういと今回の事故が教えてくれた。
こんなスタンスでは世界一安全といわれる新幹線でも同様のことが起きかねない。
これで国民もマスコミも目が覚めたのではないだろうか。
高速道路に限らず公共事業は十把一絡げに悪と決めつけたマスコミのネガティブキャンペーンも度が過ぎるとこうなってしまうのか。

つい先日も首都高の修復需要で橋梁株がにぎわったことがあったが、都市高速だけでなく、このような大動脈こそ行うべきなのにそれがなされていなかったことが嘆かわしい。

日本の安全神話が次々と崩れている。
外交だけでなくついに産業までもと日本の落日を見た気がしてならない。
高度経済成長時代の自民党と官僚主導のようにトップダウンで行うべきところだろう。
米国でもちょっと昔、橋が崩壊して先進国がかかえる同様の問題が浮上したことを思い出した。
そういう意味ではやはり自民党にしか任せられないことがはっきりしたが、今度の衆院選がその試金石となるだろう。
美しい日本はほどほどでいいので、強い日本、明るい日本を作るんだという気概を持ったリーダーの登場を望んでやまない。
そう改めて思う今日この頃。

安倍トレードは一服の気配。
財政の崖対応や雇用統計などの重要経済指標の結果を見極める頃合いとなりそう。
ISMは50割れ。
ハリケーンの影響だろうが、財政の崖でセンチメントは弱い。
売りも空振り。終日手控え。
やれやれ。先物ブログ

本日の損益
デイ -------(5枚)
寄り引け  買い -30円(1枚)

現在の資金
322,330,000円 (-30,000円)※手数料考慮せず

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