米議会採決見送りで下落幅拡大
日経平均株価 終値 9,833.03 (‐68.32)
日経225先物 終値 9,830 (‐70)
日経平均は続落。
先物は30円GDで始まるが、昨日のように序盤こそは買戻されプラスに転じる場面も。
しかし、リバウンドは間もなく失速。
再びマイナスに転じ、東証の昼休み時間中には一段安。
米議会下院でベイナー議長案を同じ共和党内から反対を受けて採決またも延期。
米国の債務上限引き上げ法案の採決が延期に次ぐ延期となっており、丁度それを口実に売り仕掛けたのだろうが、日経225は中途半端な下落にとどまった。
さらなる採決延期が伝わると為替はドル円で一時77円半ばまで進み、4ヵ月ぶり安値を更新している。
仮に下院のベイナー議長案が採決されていたとしても上院で否決される見通しだったことに変わりはなく、インパクトはさほどない。
そもそも上限引き上げのみの目的で法案通しても無意味だし、財政赤字縮小の抜本的な解決の道が示されていないのでどうしようもない。
海の向こうでも茶番劇が続いている。
下院採決延期の報道はグロベの時間外が急落していたのでそれなりに反応はしていた。
また今晩オバマ大統領の演説があるが、どうせまた肩透かしかもしれないし週末リスクを回避したいのは皆同じ。
もうはまだなり。
米国の債務引き上げ問題が決着していない中、自律反発も勢いに乏しい。
あとは売りが伸びそうだったが、日中はそれほど伸びなかった。
ナイトセッションではさらに一段安しているのが惜しい。
リバ取り売りを伸ばす一石二鳥の戦略だが、如何せん値幅が出ない。
しかし、戦略通り粛々と執行。
焦りは禁物である。
無理をせず、気楽に待ちたいクライマックス。
先物ブログ
本日の損益
デイ +50円(5枚)
寄り引け 売り +40円(1枚)
現在の資金
261,260,000円 (+290,000円)※手数料考慮せず