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2009年11月

MSCIリバランス ドバイショック尾を引かず

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20091127NY-154.4820091127NAS-37.61








感謝祭明けの米国市場は半日取引で反落。

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日経先物(左)  /上海総合(右)

日経平均株価 終値   9,345.55 (+264.03)
日経225先物 終値   9,330 (+260)

日経平均は大幅反発した。
ドバイショックは尾を引いていない。
矢継ぎ早の政策は功を奏したのかもしれない。
朝方から時間外の米株先が大幅反発しており、その流れは終日継続。

11.29UAE中銀 銀行の流動性支援で緊急供給措置11月29日、アラブ首長国連邦(UAE)中央銀行は金融システムに流動性を供給する緊急措置を発表した。
←写真はドバイ商業銀行

一瞬後場のシグナルからいってこいも想定に入れていただけに、一過性に終わらないリバウンドに正直感心させられた。
前場取れなかった分、後場に期待したがやはり無理だったようだ。
本日の大引けにはMSCIのリバランスも予定されていたので、大引け直前はヒヤヒヤものだったが、あの切り返しは見事といえる。
やはり政策は出すなら電光石火でなければ。
日本の政治家も見習ってほしいもの。

前場 +30円(5枚)
後場   -30円(5枚)

本日の損益
デイ ±0円(5枚)
寄り引け  買い +140円(1枚)

現在の資金
179,420,000円 (+140,000円)※手数料考慮せず

ドバイショック 寄り前に円高一時84円台記録

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米国市場は休場。

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日経先物(左)  /上海総合(右)

日経平均株価 終値       9,081.52 (-301.72)
日経225先物 終値   9,070 (-320)

日経平均は急反落。
日経平均は指数では約4ヵ月半ぶりの安値水準。
先物も安値が9,060円、大引けが9,070円とほぼ安値引けである。
TOPIXは約8ヵ月ぶりの低水準。

為替が昨日に引き続き円高が進行。
朝から取り沙汰されたドバイショック。
寄り付き直前に為替はドバイの政府系企業の資金繰り不安をきっかけに一時84.82を記録。昨日の86円など目ではなく、70円台へのオーバーシュートが本気で懸念されていた。

日経225先物は200円を超えるGDでスタート。
寄り付き直後は自律反発の動きが先行したが、後場になって結局下げ幅を拡大。
前場買い、後場は売りスタンス切り替えが肝。

ドバイショック
政府系企業2社の資金繰り不安で債権者に590億ドル(約5.1兆円)の債務支払い延期を要請。ウォールストリートジャーナルが欧州の複数の銀行がドバイ関連で総額3.4兆円の損失リスクを抱えていると報じている。
米株先は200ドル近い下落となっており、全然織り込まれていない。

前場 +40円(5枚)
後場   +50円(5枚)

本日の損益
デイ +90円(5枚)
寄り引け  買い -100円(1枚)

現在の資金
179,280,000円 (+350,000円)※手数料考慮せず

円急騰で1ドル=86円台 14年4ヵ月ぶりの円高ドル安水準

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20091125NY+30.6920091125NAS+6.87








米国市場は反発。

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日経先物(左)  /上海総合(右)

日経平均株価 終値 9,383.24 (-58.40)
日経225先物 終値   9,390 (-60)

日経平均は反落した。
為替が1995年7月以来、14年4か月ぶりの86円台に突入。
今朝方の時点でもすでに87円台だったが、前場は上昇。
後場からようやく冷や水を浴びせられた格好の日本市場。
正午過ぎに為替が1ドル87円を突破した後、13:54頃には円は一時86.28円まで上昇する場面も。
わずか3分間で1円弱上昇する動きで外為トレーダーのストップロスオーダーが加速したと見られる。
このまま事態が推移すれば14年前の79.75まで意識されそうだ。

外需頼みの日本市場に悪材料と決め付けるのもどうかと思うが、本当の悪材料は日本の政治力なのになぁ。
藤井財務相がこの事態を受けて円高介入示唆発言をしたにも関わらず、その後もむしろ円高が進行しているのを見るとつくづく痛い。日本の蔵相の影響力はここまで落ちぶれているのか。
まぁ、新政権の財務省が細川政権の蔵相と同じでは海外の失望も無理もないか・・・。

円急騰で1ドル=86円台、14年ぶり <MBS>


日経平均が上がろうが下がろうが、どうにでもヘッジできる体勢があれば問題ない。
前場の上昇は目を見張るものがあったが、それも一時的なもの。
その後の売りは為替が理由だとしても、反応が遅すぎ。
失速も限定的だった。
下げるならもうちょっと下げてほしかった。
やれやれ。

前場 +100円(5枚)
後場   +20円(5枚)

本日の損益
デイ +120円(5枚)
寄り引け  売り -50円(1枚)

現在の資金
178,930,000円 (+550,000円)※手数料考慮せず

本日の取引

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2009.11.24NY-17.242009.11.24NAS-6.83








米国市場は反落。

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日経先物(左)  /上海総合(右)

日経平均株価 終値       9,441.64 (+40.06)
日経225先物 終値   9,450 (+60)

日経平均は指数が6日ぶりに反発した。
前場はわずかなレンジ内での乱高下。
上海市場や米株先が堅調になると後場はジリ高の展開。
駄目な日は何をやっても駄目。
やれやれ。

前場 -30円(5枚)
後場   -30円(5枚)

本日の損益
デイ -60円(5枚)
寄り引け  売り -70円(1枚)

現在の資金
178,380,000円 (-370,000円)※手数料考慮せず

本日の取引

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2009.11.23NY+132.792009.11.23NAS+29.97








米国市場は反発。

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日経先物(左)  /上海総合(右)

日経平均株価 終値       9,401.58 (-96.10)
日経225先物 終値   9,390 (-100)

日経平均は続落した。
米国株高を受けても逆行安。
日本株の弱含みとはいわれても下値模索も中途半端。
暴落もなければコツンともこない。
やりやれ。

前場 -30円(5枚)
後場 +50円(5枚)

本日の損益
デイ +20円(5枚)
寄り引け  売り -120円(1枚)

現在の資金
178,750,000円 (+80,000円)※手数料考慮せず

本日の取引 コツンと・・・こない ニュートラル

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2009.11.19NY-93.872009.11.19NAS-36.32








米国市場は続落。

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日経先物(左)  /上海総合(右)

日経平均株価 終値      9,492.74 (-58.73)
日経225先物 終値   9,490 (-60)

日経平均は続落した。
先物は100円のGDで始まったが終日ヨコヨコ。
やや上下に振れたが振り幅は限定的。
リバランス中心の売り買いもニュートラル。

若干踏まれたが・・・。
後場一瞬コツンときたかと思ったが、やはりこない。

前場 -30円(5枚)
後場 -10円(5枚)

本日の損益
デイ -40円(5枚)
寄り引け  売り -40円(1枚)

現在の資金
178,670,000円 (-240,000円)※手数料考慮せず

本日の取引 

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2009.11.18NY-11.112009.11.18NAS-10.64








米国市場は反落。

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日経先物(左)  /上海総合(右)

日経平均株価 終値       9,549.47 (-127.33)
日経225先物 終値   9,550 (-120)

日経平均は続落した。
朝方すぐに下落に転じ、下げ幅を拡大。
一時下げ幅150円超までに下落し9,500円を割り込む場面も。
取り沙汰されている大規模な公募増資による需給悪化懸念といっても、昨日まではまだまだ押し目買いが旺盛だったように感じていたが、今日は少し感触が違って、さすがに投げのような売りも出ていたような印象。

東証一部の出来高は25億5825万株、売買代金は1兆4866億円。
先物は9万枚を超えた。
薄商いが続いていた中で、10万枚に迫る出来高。
見切り売りの加速に見えた。
ちょっと前なら正常な量だが、最近ではSQでもない限り出ない量だろう。
十分下げている証拠なのだろうが、年初来安値までにはまだまだ余裕があるから安心はできない。
相場がイケイケのときは些細な悪材料は無視され上昇し続ける。
今は丁度その逆で、下落。

デイも売り一辺倒。
以前のような伸びシロはないが、十分といえるだろう。

歴史は繰り返す。
テクニカルなんて関係ない。
この数日は買いのポジションは早めの決済かロスカット、売りだった場合は活かすスタンスでだいたい取れる。
流れに逆らってはいけない。
2年前のサブプライムショック時の相場に感覚が似ているからあのとき生き延びたトレーダーならおそらく大丈夫だろう。
結局皆考えることは同じだからパターンは読みやすい。
海外ニュースで若干気になるものがあったが、影響がどれほどになるかわからない。
はてさて。

前場 +90円(5枚)
後場 ±0円(5枚)

本日の損益
デイ +90円(5枚)
寄り引け  売り +130円(1枚)

現在の資金
178,910,000円 (+580,000円)※手数料考慮せず

公募のよる希薄化 投資マインドの冷え込み

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2009.11.17NY+30.462009.11.17NAS+5.93








米国市場は続伸。

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日経先物(左)  /上海総合(右)

日経平均株価 終値       9,676.8 (-53.13)
日経225先物 終値   9,670 (-70)

日経平均は続落した。
公募のよる希薄化、投資マインドの冷え込み。
そんなことは分かっているのに買う者がいるのだから面白い。

ライブドアショック、サブプライムショック、リーマンショックと幾度となく暴落を経験しそれなりに学習した個人投資家は多いのか、まだまだセリングクライマックスには程遠い。

10月6日、11月18日の9,630円を意識してかすごい押し目買いの板。
しっかり支えられている。
投売りとかはまだなさそう。
いつぞやの学生のように個別なら見せ玉ということもあろうが、さすがに先物で見せ玉はできないだろうし。

前場 +30円(5枚)
後場 +40円(5枚)

本日の損益
デイ +70円(5枚)
寄り引け  売り +70円(1枚)

現在の資金
178,330,000円 (+420,000円)※手数料考慮せず

本日の取引

カテゴリ:

2009.11.16NY+136.492009.11.16NAS+29.97








米国市場は続伸。

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日経先物(左)  /上海総合(右)

日経平均株価 終値       9,729.93 (-61.25)
日経225先物 終値   9,740 (-60)

日経平均は反落した。
やや高く始まったが、ほぼ寄り天から下げ幅を拡大。
しかし安値圏で終了しているものの投売りというほどでもない。
セリングクライマックスといえるほどの売り物ではない。
後場はヨコヨコで伸びしろ少なすぎるし手がけにくい。
様子見か・・・。

前場 +10円(5枚)
後場 +30円(5枚)

本日の損益
デイ +40円(5枚)
寄り引け  売り +100円(1枚)

現在の資金
177,910,000円 (+300,000円)※手数料考慮せず

MSCIリバランスへの折り込み 三菱UFJ公募増資報道

カテゴリ:

20091113NY+73.0020091113NAS+18.86








米国市場は反発。

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日経先物(左)  /上海総合(右)

日経平均株価 終値       9,791.18 (+20.87)
日経225先物 終値   9,800 (+50)

日経平均は反発したが小幅高にとどまった。
三菱UFJの増資報道と米国市場の上昇から、GUの修正に注目が集まった。
案の定の小幅なGUから寄り天、しかし底堅さからいってこい。
各社の増資報道の折込がCME米国時間で折り込まれているのか、この判断が微妙だった。
すべてが裏目に出て利益にはつながらず残念。
大きく損をしなかっただけで十分というべきか。

11.14 三菱UFJフィナンシャル・グループが1兆円規模の公募増資?三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)が1兆円規模の公募増資を実施するとの報道で明らかに。
年内にも資本調達する方向で調整が進む見通し。
以前からの増資圧力を受けてのニュースだけに新鮮味はなく、銀行株はタブーとされていたところにようやく溜飲を下げた思いだ。
ただこれで買えるとはまだ思わない。三菱UFJも昨年巨額増資したばかりでまた再びというわけである。発行株式数は約17%弱増えることになる。
個別ではなく指数の裁定戦略に利用する好機といえそうだ。
みずほや三井住友は増資が過去にもあったが自己資本比率の点では三菱UFJにまだ及ばず、これに追随の観測がある。

MSCIへの先回りが進んでいる。
プロ筋ではなるほどなと思う。
こうやってほぼ無リスクで稼いでいるのかと思うと羨ましい限り・・・。
TOPIXの弱含みとの関係でアービトラージのチャンス到来かも。
タイミングが難しいのが悩ましい。
この水準ならどこで入っても安全だと思いたいが。

前場 -30円(5枚)
後場 +10円(5枚)

本日の損益
デイ -20円(5枚)
寄り引け  売り ±0円(1枚)

現在の資金
177,610,000円 (-100,000円)※手数料考慮せず

225型売り長 TOPIX型買い長

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2009.11.12NY-93.792009.11.12NAS-17.88








米国市場は反落。

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日経先物(左)  /上海総合(右)

日経平均株価 終値       9,770.31 (-34.18)
日経225先物 終値   9,750 (-40)

225オプションSQ(特別清算指数) 9746.49
225型売り長 TOPIX型買い長

日経平均は続落した。
オプションSQ、オバマ米大統領来日、メガバンク決算など話題満載も動意は前場のわずか20分ほど。
あとは方向感に乏しい。
前場だけは早くから戦略通り打てば響くものがあったし、天底が割りとしっかりとした展開だった。
しかし後場がいまいち。
結局ヨコヨコ。やれやれ。

みずほFGの決算が4時以降までずれこんだが、結果はフラット。
TOPIXX型の買い長からもむしろアク抜けの線もありそう。
実際TOPIXとの乖離がこの数日間でうまい具合にゆり戻しの傾向にある。
使用中の戦略もアービトラージ的にはチャンス待ちの状態。
朝の動きもそうだが、この世界、情報がものをいう。戦術や戦略然り。

前場 +50円(5枚)
後場 -10円(5枚)

本日の損益
デイ +40円(5枚)
寄り引け  売り +40円(1枚)

現在の資金
177,710,000円 (+240,000円)※手数料考慮せず

SQ前観測とアノマリー MSCI銘柄入れ替え

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2009.11.11NY+44.292009.11.11NAS+15.82








米国市場は上昇。
ダウの連騰は天晴れ。

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日経先物(左)  /上海総合(右)

日経平均株価 終値       9,804.49  (-67.19)
日経225先物 終値   9,790 (-90)

しかし日本市場は連れ安するはずはなく、対照的に日経平均は反落した。
この数日はアノマリーとしても買ってはいけないから売りをどれだけ伸ばせるかにかかっていたが、後場ようやくそのチャンスは訪れた。
後場の売り仕掛けというより、買う者がいなければ下がるに決まっている。
今回のSQに買い長観測があれば、むしろ逆に手仕舞い売りの思惑が先行するが。
案の定といったところか。

今朝のMSCIの銘柄入れ替えからもTOPIXが下げ渋りそうだが、NT倍率はどうなるか。
指数のアービトラージ的にはまだ手掛けにくい水準。
先日の大幅利食いがあるのでしばらく様子見してもよいのだが、まだ振れ幅は十分あると期待している。この水準、据え膳といっていいほど。
日経ももうちょっと下げると一気に面白くなってくるのだが。

デイはとにかくこの数日はほぼ同じ寄り付きだったり高安値のレンジも限定的で、その動意の乏しさにうんざりしたものだが、後場の下落でようやく得心。
溜飲が下がる思いがした。


前場 -10円(5枚)
後場 +120円(5枚)

本日の損益
デイ +110円(5枚)
寄り引け  売り +140円(1枚)

現在の資金
177,470,000円 (+690,000円)※手数料考慮せず

本日の取引

カテゴリ:

20091110NY+20.0320091110NAS-2.98








米国市場はダウが続伸、ナスダックが反落。

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日経先物(左)  /上海総合(右)

日経平均株価 終値       9,871.68 (+0.95)
日経225先物 終値   9,880 (+10)

日経平均は続伸しながらも場中では下落。
昨日と同じような推移だった。
高く寄り付き買いが先行するが午後から失速。
米国市場はお約束の楽観相場だが、日本は現実視されており連れ高も限定的。
それに加えて外資が日本市場を見放したことを思えば、押し目買いも慎重にならざるを得ない。
デイも買いは基本的に早めに決済。売りの方を伸ばすスタンス。

前場 +30円(5枚)
後場 +20円(5枚)

本日の損益
デイ +50円(5枚)
寄り引け  売り +50円(1枚)

現在の資金
176,780,000円 (+300,000円)※手数料考慮せず

売りバイアス

カテゴリ:

2009.11.09NY+203.522009.11.09NAS+41.62








米国市場は大幅続伸。
ダウは年初来高値を更新。

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日経先物(左)  /上海総合(右)

日経平均株価 終値       9,870.73 (+61.74)
日経225先物 終値   9,870 (+70)

日経平均は続伸しながらも1万円には届かず。
先物は120円のGUから前場は上げ幅を拡大し一時1万円の大台へあと10円と迫る9,990円まで肉薄する場面もあったが、後場からは一転して上げ幅を縮小。
後場は下落の一途のままほぼ安値引けで取引を終了している。
バイアスの転換とバイアストレンド中休みのタイミングが微妙なときでもあるが、分かりやすい展開なのでむしろ歓迎といえる。
前場上げて、引けで下がることは2Daysバイアスからも見込まれていたものなので、条件が揃えば最低限のリスク管理をして粛々と値幅を取るだけ。
大きく負けない戦略はここで利大損小として最大限に生きてくるし結果に如実に現れる。
トータルで安定して利益を積み重ねることができるのはこの戦略だけだろう。

前場 +50円(5枚)
後場 +100円(5枚)

本日の損益
デイ +150円(5枚)
寄り引け  売り +50円(1枚)

現在の資金
176,480,000円 (+800,000円)※手数料考慮せず

本日の取引

カテゴリ:

20091106NY+17.4620091106NAS+7.12








米国市場は続伸。

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日経先物(左)  /上海総合(右)

日経平均株価 終値       9,808.99 (+19.64)
日経225先物 終値   9,800 (+20)

日経平均は続伸。
前場の急上昇したが、後場の頭打ち。
TOPIXは相変わらず銀行株への売り圧力か。
アービトラージにはいいが、デイがいまいち。
やれやれ。

前場 +50円(5枚)
後場 +30円(5枚)

本日の損益
デイ +80円(5枚)
寄り引け  買い +40円(1枚)

現在の資金
175,680,000円 (+440,000円)※手数料考慮せず

銀行株の売り観測

カテゴリ:

2009.11.05NY+203.822009.11.05NAS+49.80








米国市場は上昇。

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日経先物(左)  /上海総合(右)

日経平均株価 終値       9,789.35 (+71.91)
日経225先物 終値   9,780 (+80)

日経平均は反発してスタートしたが、米国雇用統計を控えた週末を前に上昇は頭打ち。上げ幅縮小しヨコヨコ。
典型的な戻り待ちの売りに押された展開。
銀行の増資懸念から銀行銘柄中心に売りが観測されていた。
アービトラージは昨日の利食いがグッドタイミングだったといえる。

一方今日の場中スタンスは前場買い、後場売りだが、これもまたはっきりしない歯痒さ。
デイは後場が伸びたおかげでプラ転。
ただ底堅さは相変わらず。
売りたい筋も売るなら売るとはっきりしてもらいたいものである。
米国のショートカバーに連れ高も考えられ難しい玉裁きがだった。
それにしてもこんな相場でも勝てるのはこの戦略の凄さを改めて痛感する。

前場 -40円(5枚)
後場 +60円(5枚)

本日の損益
デイ +20円(5枚)
寄り引け  売り +80円(1枚)

現在の資金
175,240,000円 (+180,000円)※手数料考慮せず

遅すぎたトヨタF1撤退

カテゴリ:

2009.11.04NY+30.232009.11.04NAS-1.80








米国市場はダウ反発、ナスダック反落。
大きく動いたものの、前日比で小動きの結果に。

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日経先物(左)  /上海総合(右)

日経平均株価 終値       9,844.31 (+41.36)
日経225先物 終値   9,820 (-10)

トヨタF1撤退11月5日、トヨタの2010年3月期営業赤字予想が従来比半減に。連結営業損益が従来予想の7500億円の赤字から3500億円の赤字に縮小する見通しだと発表した。
インパクトは決算自体ではなく、前日の発表。
トヨタが突如決算発表直前にF1撤退を表明。
だいたいにおいて決算発表前日にこの手の「株主重視のポーズ」と思しきパフォーマンスをする企業はあまり信用できないのだが、決算は焼け石に水のように、結局赤字見通しは変わらず。

日産やホンダが黒字転換しようとしている中で、下方修正したとはいえ3500億円以上の赤字見通しであり無理からぬこと。

ただ決断が遅すぎるように思える。

11.4山科代表昨年ホンダが撤退した際は一切その可能性を否定していた同社だが、連続赤字が確実視される中、苦渋の決断だったのだろう。
今乗りに乗っている可夢偉のことを思うとこのまま終わらせたくないと涙ぐむ山科代表の思いは理屈無視で理解でき、思わず感情移入してしまうというもの。
しかし、それも一瞬で、長期的、大局的な視野に立てば当然のことかもしれない。

モータージャーナリストなどは経済とロマンを切り離して語る頭をもっているのでこの決断には賛否両論がきっとあると思う。
ホンダもそうだった。

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しかし1年前とは事情が違う。レクサスLFAの販売と一見矛盾するが、もうガソリンエンジンで高回転エンジンの「官能的な音」とか「音がかっこいい」とか言っている時代ではなくなってきている。
F1はここ数年はマンネリ化しており、度重なるレギュレーション変更に関係者だけでなくファンの多くも辟易していたはず。
昨年のホンダに続きトヨタも撤退してしまっては日本のメーカーがまったくいないF1になり、一人の日本人として寂しい気持ちは否めない。

しかし、すでにF1は過去の遺物になろうとしている。
昔のように大排気量でハイパワーの時代ではなく、静かに環境にやさしいハイパワーでなけれならず、化石燃料を燃やしながら走る大排気量のガソリンカーに乗る人間は罪悪感さえ感じ始める今日。
V12エンジンからV10への縮小などをはじめ、性能を抑制するレギュレーションの傾向からすでに斜陽のスポーツとして認識していたからだ。
爆音を響かせ大量の化石燃料を撒き散らすこのイベントを冷ややかに見る若者もふえてきているのではないだろうか。

もう自動車はガソリンエンジンの時代ではなく電気自動車への道を突き進んでおり、その動きは一般人の思いよりも急速に変化していると実感する。

トヨタF1撤退は事前に予感していた。
あのレクサスLFAを販売まで導いた新社長でさえこの決断をせざるをえないくらい遅れているのだ。
日本は環境技術で先進といわれるが、世に出さなければただの工作にすぎない。今先進と言っている技術は世に出す前に中国で当たり前の技術になっているはず。
トヨタはそもそもF1に向いていない。
ホンダのF1はまた別の意味で復活を望みたいが。

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先日見たNHKスペシャルを見たとき強くそう感じた。

自動車革命 第2回
スモール・ハンドレッド 新たな挑戦者たち「スモールハンドレッド」

名もなき無数の小さなベンチャー企業が、刻々と既存の自動車メジャーに迫ってきている。
無名のベンチャーが製造販売しているテスラなど記憶に新しい。
市場に出すのも性能もすべてにおいて日本のEVを遥かに上回っている。
それもドイツ大手の自動車メーカーではなく、名もなきベンチャーが席巻しているという事実。
脅威に思ったのは中国のベンチャー。
本来自動車はエンジンなど高度な鋳物技術を要するし、素人では無理な業種なので、一部の大手メーカーしか作れないものだと思っていた。
しかし、電気自動車はモーターと電池があれば作れてしまい、高温にもならないので樹脂でボディーを作ってもOK。なんだかちょっと大きなラジコンカーを作る要領だ。少しの知識と人脈さえあればよく、正直誰でも自動車メーカーを起こせそうと思った。日本では規制があるのでもちろん中国国内での話だが。
そういう意味で日本は政治が経済に追いついていない。

中国で農村出身者が自動車を作って立派に着々と事業拡大しているのを目の当たりにすると、既存の自動車メーカーの存在意義はどうなるのか、火を見るより明らかだ。
すでにこの国ではEV大国で街をEVが走っている。
もうドイツや日本が「世界初」ともてはやされる時代ではなくなってきているのがこの番組を見ると認めざるを得ない現実だと知る。
先端技術はまだドイツや日本に一日の長があるが、製品化するスピードが遅く、後手後手になっており、歯がゆい思いがしたし、手をこまねいていればリチウムの資源の問題で簡単に勢力図は塗り変わるだろう。

既存の大手自動車メーカーは、車を鉄で作ることに拘泥しており、未だにベンチャーに比べて開発が遅れている。
NHKスペシャルの「自動車革命」をみると、トヨタでさえこの先衰退していく可能性が十分にあるとわかる。
それは積極的にEVを推し進めている日産でさえ例外ではない。

丁度戦後の高度経済成長期に欧米の自動車メーカーが日本の自動車を馬鹿にしていたらあっという間に追い越されて、世界中に日本車があふれかえった過去をそのまま中国に写し替えたような印象だ。
GMの破綻は決して対岸の火事ではなく、明日はトヨタかということ。

日本の自動車メジャーはベンチャーと意欲が違いすぎるのだ。
自動車は大きな家電の一つにすぎない代物になることが予想され、数十年後街を走る自動車のエンブレムはトヨタ、日産、ホンダではなく我々の知らない自動車とは縁もゆかりもないメーカーのエンブレムばかりになっているかもしれない。

電気自動車は構造が全くガソリンカーと違うので既存の自動車メーカーのノウハウは通じない。
モーターはエンジンのように高温にならないので鉄でボディーを作る必要はないし、冷やすラジエーターも必要ない。
衝突安全性を考えるなら鉄よりも何倍も硬質な樹脂が開発されているのでそれらを用いればよい。
既存の自動車メーカーにはそんな発想すらないだろう。
カーボンモノコックにお金をかけている場合ではない。
事実どんどん中国などの新興EVベンチャーの進出されるにまかせている。

トヨタも東京モーターショーを見る限り見通しは暗そう。
航続距離の桁が中国などのメーカーと桁が違う。
もうすでに航続距離が300km以上をたたき出すメーカーが続出しているのに、日本の日産やトヨタは話にならないレベル。

そういう意味で絶対につぶれない会社はない。
まだトヨタはGMのように倒産はしていないが、今のまま誰もこの革命の動きに気づかず現状に安住しこの状態を続ければGMと同じになるだろう。
歴史上何度とあった産業革命がまさに自動車に起きている。

「現物でトヨタを買っておけばもう安心」とはもう言えない日が予想以上に早く目前に迫ってきているように感じる。
銀行株は海外からの増資圧力もあり、まだ買えない。
資産株としての逆張りの現物投資はまだまだ当面見送りとなりそうだ。

話を戻すと、トヨタは遅まきながらGMと同じ轍を踏まないようにと気づいたのはいいことだしまだ日本のメーカーにも一縷の望みがあるかもしれない。
豊田章男新社長の英断に敬意を表したい。

Nスペのラストで「最も素早く動き判断できる者が生き残る」といっていた米国の投資家の言葉が印象的だった。
「世界的な大競争」はすでに始まっており、日本は大きく出遅れている現実。

リスクをとって激しく動く投資家たちは自動車革命の着実に歯車をまわしていく。
日本はこのまま手をこまねいているのか。
はてさて。にほんブログ村


今日のデイは前場のみ。
連日の薄商いはなんとかならないか。
休むのも相場、そう思う今日この頃。

前場 +20円(5枚)
後場 -------------

本日の損益
デイ +20円(5枚)
寄り引け  売り +80円(1枚)

現在の資金
175,240,000円 (+180,000円)※手数料考慮せず

本日の取引 アービトラージの利食い

カテゴリ:

2009.11.03NY-17.53.bmp2009.11.03NAS+8.12.bmp








米国市場はダウ反落、ナスダック続伸。

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日経先物(左)  /上海総合(右)

日経平均株価 終値       9,844.31 (+41.36)
日経225先物 終値   9,820 (-10)

連休中の日経平均は慈雨のような下落。
自律反発もそこそこに1万円を割りながら推移している。
寄りは買いだが、デイはほぼトントン。
機が熟したアービトラージを利食い。
成果はまずまず。100万以上の含みがでれば利食いするが、ロスカットをしたことがないのが未だに信じられない。
あの水準はまさに据え膳。
やならければ損な気がする。

前場 +20円(5枚)
後場 -10円(5枚)

本日の損益
デイ +10円(5枚)
アービトラージ(5枚) +23(1,150,000円)
寄り引け  買い +40円(1枚)

現在の資金
175,060,000円 (+1,240,000円)※手数料考慮せず

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