大納会 指数売買(日経225先物)にシフトしてその正しさを再認識した年
日経平均株価 終値 8859.56 (+112.39)
日経225先物 終値 8830 (+80)
無事大納会を迎え、トレードも本業も仕事納め。
半場だけの取引である今日の日経平均は駆け込み的な買いなのか分からないが半ば強引に上昇。
9,000円台回復ラインに肉薄するほどの勢い。
その勢い全部を活用はできなかったが最終日なのでこれで十分。
今年の日経平均株価は42%下落し、過去最大の下げを記録。
2008年の日経平均は2007年比で42.1%下落し、8859.56円で取引を終えている。
下落率はバブル崩壊が始まった1990年に記録した38.7%を超えて過去最大。
リーマンショック、シティグループ破綻危機などに端を発した世界同時株安。
10月にはついに日経平均株価はバブル後最安値をも更新。
今月はかなり落ち着いてきたが、思えば安値更新当時の値動きは異常の一言に尽きるものだった。
1日に騰落する値幅も異例の大きさを見せまさに非常識で常軌を逸した相場を体験。
一昨年から始めた日経225。
分散投資の基本である指数の取引にシフトしてその正しさを確信した年でもある。
最近ではETFや日経225先物がにわかに脚光を浴びているようだ。
それはどんなにファンダメンタルズが健全でどんなにテクニカル的に妥当な安値で仕込んでいたとしても個別銘柄の取引ではこの下落相場ではどんな長期投資家もすべて損をしているに違いないからだ。
トヨタ、三菱UFJを買っても半値以下になっているはず。
個別株だけで投資を行うなど自殺行為に等しい。小金持ちの個人ではバフェットにはなれないのだ。
ちょっと株をやればすぐに気づくこと。
日経225のメリットに気づいても確たる売買戦略がないままトレードしても破産を早めるだけなのだが、売りも買いもでき、レバレッジが高い(資金効率が高い)点だけを強調するマスコミもどうかと思う。
これではFXと同じ二の舞になるだけだろう。
重要なのはトレード専用の戦略。
相場が上がろうが下がろうが関係ないメンタルを保てるロスカットルール。
昨年来、良い先生にめぐりあえたおかげで今年もなんとか生き抜いている。
ほんの些細なことだが相場は人間の織り成すもの。
それに気づきさえすれば相場はどんな値動きをしても関係ない。
日経225先物の真価があらためて再認識された年であったといってもいいのではないだろうか。
あれほどもてはやされたFXは早くもその危険性や弱点が露呈。
FXから日経225へ転向しているトレーダーも多いと聞く。
今年の金融危機を目の当たりにしてつくづく感じた。
来年もマイペースでがんばろう。
前場 +60円(5枚)
本日の損益
デイ +60円×5
寄り引け 見送り
現在の資金
122,860,000円 (+300,000)※手数料考慮せず