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2011.11.30NY+490.052011.11.30NY+490.05






米国市場が爆騰。
ダウの490ドルプラスは久しぶりの値幅である。
ドル資金供給や中国金融緩和など好材料が重なった。
バイアスも働き一気にムードが好転している。
短期的には安心感が広がっている。

11.30 フランクフルト証券取引所金融市場へのドル資金供給強化するため協調行動をとることを発表した。
これはリーマン・ショック後に導入したドル資金供給の枠組みを大幅に拡大するもので米国が各中銀にドル資金を供給する際の金利を0.5%下げるというもの。
これを受け、各中銀は金融機関にドル資金を供給する際の市場金利への上乗せ分を0.5%引き下げ、金融機関のドル資金調達を支援することになる。

この発表を受けて欧米市場は大きく上昇。
フランクフルト時間で棒上げした後、大幅高で寄り付いたダウは、ベージュブック発表もこなし400ドル以上の高値で引けた。
先週の下落分を埋め、一気に12,000ドル台を回復した。

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日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値     8,597.38 (+162.77)
日経225先物 終値    8,600(+180)

日経平均は大幅続伸。
先物は230円GUで始まり序盤は戻り売り先行。
その後はお約束のヨコヨコだったが、引けにかけては上げ幅縮小。
それでも終日高値圏を維持して終了。

イタリア危機で先週まで下落の一途をたどっていただけに、実際に信用危機が起こる前に6つの中銀が協調で動いたことが大きい。
信用不安はひとまず和らいだ。
ユーロ共同債の話が棚上げになっているのでドイツが首を縦に振らない限りこれが単なるショックの先延ばしに終わるのか、その後は知るよしもないが、何よりも流れは大事。

先週まで欧州は破綻寸前でかなり深刻な状況だったので一時的な策をせざるを得なかったのだろうが、ほぼ予想通りというか、何というか分かりやすい。

戻り売り一巡後は再び下落。
ダウが500ドル近く上昇してこの程度のプラスとは相変わらず動きは鈍い。
戦略上も朝の戦略がぴったり符合している。
強気に買いたいところだがGで戻り売りを叩いた後はショートカバーで踏み踏み効果を期待したが拍子抜け。
やれやれ。先物ブログ

本日の損益
デイ +40円(5枚)
寄り引け  +50円(1枚)
ナイト +10円(5枚) ※増し玉合算

現在の資金
280,650,000円 (+300,000円)※手数料考慮せず