東電株がストップ高 午後には中国経済指標に反応し一段高
日経平均株価 終値 9,547.79 (+99.58)
日経225先物 終値 9,530 (+80)
先物はほぼ変わらずで始まるが、序盤は一進一退ながら底堅く推移。
東電(9501)がストップ高し、銀行株などの上昇も相俟って買い戻されている。
朝方に政府が福島原発事故の損害賠償支援法案を閣議決定したことが東電株を寄り付きから押し上げているが、決め手は中国の経済指標だった。
金融引き締めを警戒し下落も視野に入れていたが上海がプラスで反応したことも買い安心感を誘った模様。
どちらに動いても負けない戦略が重要。
東電株が前日比+50円の249円まで上昇。
6月に入って上場来安値を更新し続け9日には148円まで下落していた。
朝方に政府が福島原発事故の損害賠償支援法案を閣議決定したことを素直に好感。
寄り付きから急反発し買い戻しが殺到していた。
注目されていた中国CPIは前年比5.5%上昇。
上海市場もこれを見越した買いが進んでいたが発表後も高値圏を維持。
小幅に上げ幅を拡大。
この流れを受けて午後の日経平均を下支えしていた。
寄り付きはあっさり踏まれ早々に退散。
買いポジが調子良かったことで辛うじてプラ転。
余裕を持って、買いをうかがえるようなチャンスを待つことがやはり大事で、戦略が奏功したといえる。
中国経済指標発表前ということで膠着状態が続いていただけにかえって午後のアク抜けのおかげで溜飲が下がった思い。
先物ブログ
本日の損益
デイ +20円(5枚)
寄り引け 売り -90円(1枚)
現在の資金
258,020,000円 (+10,000円)※手数料考慮せず