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2010.01.06NY+1.662010.01.06NAS-7.62








米国市場はまたもまちまち。

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日経先物(左)  /上海総合(右)

日経平均株価 終値       10,681.66 (-49.79)
日経225先物 終値   10,700 (-10)

日経平均は反落。
年初、特にこの辺りはそもそも下落するものだし、今日の下落は誰もが想定内だったと思われる。
仕掛けたのは見事。
ただ下値は堅く、跳ね返されている。

米国雇用統計、SQの前ということもあり、前場はやや乱高下。
一通り売り買い交錯した後、14時すぎからようやく定番の下落に転じたが、大引け間際に下げ幅を縮小。
おまけに引けピンでかなり戻している。

銀行株がメガバンクの増資観測のアク抜けでTOPIXを牽引。
225先物はSQ前の思惑から抑えられて微妙な頃合。
引け前はSQ前に売り方を呼び込み踏ませたい思惑か。
VRが奏功したので助かった。

思えば引けピンは最近では珍しい。
ただこれも年初東証で導入された新売買システムのアローヘッドで話が変わってきた。大証でも同様のシステムが導入されるとどうなるだろうか。
まだ東証も目に見えて大きく値動きが変わった印象はない。
しかし、いろんな可能性が見え隠れ・・・。
以前の記事「トレーディングデスク(ディーラー仕様) マルチモニターはどこまで必要か」でも書いたプロのディーラーと個人投資家の格差についても、板の見え方などでいよいよ格差がなくなってきているようだ。
システムの速さで、従来から常態化していた低位株や新興の見せ板が、このアローヘッドで事実上困難になったようだ。
また、引け前に引け注文の板の並びが見られるのも大きい。
これで権利落ち前の飛び込みも難しくなるだろうし、引け注文の大口こそが見せ板になることも予想され、最後の数秒まで予断を許さない。
土壇場で大口注文をはずしても余裕で間に合うし、引け直前に梯子をはずす、そんな芸当も見られるかもしれない。

もしこれと同等のシステムが大証でも導入されたらどうだろうか。
面白そうか、怖そうか、やや複雑な気分。
でも巷で広がっている10円抜きとは間違いなく淘汰されるだろう。
いよいよ損小利大のルールがないと生き残れなくなりそう。
特に今日の大引けのピン跳ねが、次世代売買システムでは売り方と買い方で面白い攻防戦が見られそうだが・・・。はてさて。

今日はSQ前。
短期回転に徹して吉とでた一日。
売りスタンスだったが、わかっていても最後のは惜しかったなぁ。
やれやれ。

1.7. 菅直人副総理兼財務・経済財政担当相藤井財務相の後任に菅直人氏が就任した。
これでポスト鳩山は管氏で決まりなのか。
早速就任早々為替に口先介入。

「もう少し円安がいい」
円相場も反応し93円台をつけている。

日経も口先介入してくれないかなぁ。
いや、口先だけでなく実弾?
でもするなら血税を無駄打ちしないようにしてほしいものだが。
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前場 -10円(5枚)
後場   +40円(5枚)

本日の損益
デイ +30円(5枚)
寄り引け  売り +30円(1枚)

現在の資金
185,270,000円 (+180,000円)※手数料考慮せず