みずほFG(8411)が個別銘柄で過去最高の出来高 バーナンキ議長証言で米国市場急反落
米国市場はバーナンキ証言で急反落。
米経済は「異例に不透明な」見通しに直面している」と発言が嫌気されたらしい。
2時頃に棒下げしているではないか。
帰国してからこの時間は見れていないが、ある意味この程度ですんでよかったのでは?
しかしアク抜けも期待できない「不透明」感はくすぶっているのは確か。
日経先物(左) /上海総合(右)
日経平均株価 終値 9,220.88 (-57.95)
日経225先物 終値 9,200 (-80)
日経平均は反落。
先物は60円GDして始まるが、一進一退。
わずかにリバするも徐々に下値を切り下げている。
後場早々安値をつけるが、すぐに切り返し、引けにかけては下げ渋った。
売り崩しもなく、むしろ寄り付き直後に2度にもわたり踏まれる始末。
個別銘柄ではみずほFG(8411)が1日の出来高としては過去最高となる12億7965万株の大商いとなった。
前引けの時点ですでに8億株を超えていたので思わず目を疑った。
2008年の株式分割以降、すっかり100円台の低位株と成り下がったみずほ株。
数年前までは日経とほぼ写真相場のように連動していたみずほ株も本日はさすがに底堅い。
これまでの東証の最高出来高は今年の1月14日にJALが上場廃止絡みで記録した10億4259万株。
本日から公募増資(公募価格130円)で発行した新株が売却可能となり、利益確定売りや押し目買いが交錯したとされているが・・・。
9時の寄り付き時点で4億株が成立。
寄り付きの131円を年初来安値に終日寄り底の展開だった。
みずほFGだけで東証1部出来高の約48%を占めたという。
みずほ株は2003年のときの未曾有の安値以降、その後の上昇相場で100万超えを果たしたのは記憶にまだ新しい。
しかし、今回はまだまだ下げてもおかしくない。
銀行は手っ取り早く増資するからなぁ。
金利を払って融資を受ける一般の中小企業は馬鹿らしいと思うのではないか。
今回の公募でどれだけ個人が買っていたかはともかく、普通ここで売る者が応募するかも疑問。
というか、初日から公募価格を割りそうなのはどうなのか。
ただ、指数ファンドのリバランスや年金筋の押し目買いが相当入っていたのか、安値圏ながらしっかり推移。
銀行系がアク抜けするのは今晩にも公表される欧州ストレステストの結果如何か。
クレディ・スイスも本日決算を発表したがサプライズなし。
どうなることやら。はてさて。
先物のデイは短期回転に徹してことごとく撤退。
やれやれ。先物ブログ
前場 -30円(5枚)
後場 -20円(5枚)
本日の損益
デイ -50円(5枚)
寄り引け 売り +20円(1枚)
現在の資金
214,880,000円 (-230,000円)※手数料考慮せず