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2010.06.18NY+16.472010.06.18NAS+2.64






米国市場は続伸。
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日経先物(左)  /上海総合(右)

日経平均株価 終値     10,238.01 (+242.99)
日経225先物 終値    10,230 (+230)

日経平均は大幅反発。
先物は外人動向も寄り付き前気配も静寂に包まれていたが10分ほど前から状況が一変。完全な買いシグナル。
ほぼ同水準で寄り付きそうだった先物は120GUで始まり、その後も上げ幅を拡大。
前場はやや不安定な値動きが続いたが、後場は40GUで始まり、終始前場高値以上を推移。後場はヨコヨコながらそのままほぼ高値引けしている。

きっかけは中国人民元の切り上げ観測。
週末にあったG20前のお茶濁しとしか思えない発表。

6.21 中国人民銀行が人民元の柔軟化策を打ち出し中国人民銀行は19日に人民元レートの弾力化を発表。これを受けて円の連れ高や日本企業のコスト高懸念が台頭する一方、逆に世界の工場から重要なマーケットに真の脱皮を果たすことを見込んだ思惑が交錯したのだろうか、アジア市場全面高である。

ドルペッグ制の廃止」、これを聞いて5年前を思い出すが、即時の切り上げを期待したものの、結果はこの通りのまま早5年。
かつて一部の投機筋だけが利用できただけで、それほど目に見えて動きがなかった元の切り上げ。
今度こそは?
という期待はついもってしまうが。
はてさて。

やはりまだ蓋をあけてみれば当局は人民元の大幅な切り上げは必要ないとのスタンスをとっており、早速米国の某上院議員が不穏当な発言をしているが、まぁこれは今にはじまったことではない。
日本もかつて貿易摩擦で散々やられたから。

そんな中でも時間外米先物は大幅に上昇。

このまま人民元ネタで上がり続けるとは思えないが、市場のムードがガラリと一変したのは間違いない。
人民元切り上げ観測を素直に好感というより「出尽くし」と見る方が正しい気もする。
いずれにしろ短期回転にはもってこいのインパクト。

寄り付きからシグナル通り買いをホールドした方が勝ちだっただろうが、決済アルゴをうまく利用しながらそこそこの利幅で回転。
リスク回避優先。
頭と尻尾はくれてやれ。
さすがにうまくいかないなぁ
それよりも時差ボケの方がつらい。
やれやれ。先物ブログ
前場  +20円(5枚)
後場   +30円(5枚)

本日の損益
デイ +50円(5枚)
寄り引け  買い +110円(1枚)

現在の資金
210,780,000円 (+360,000円)※手数料考慮せず