機械受注の好転と急激な円安
米国市場は反発。
雇用統計の発表で、雇用者数の減少幅が大幅に鈍化したことから株式市場が上昇したが、最も顕著に反応したのは為替(ドル)だった。
過去の例からすると、為替が上がるイベント時は株が下がっていることが多いが、今回は何かが違う。
驚くほどに楽観相場。
日経先物(左) /上海総合(右)
日経平均株価 終値 10,524.26 (+112.17)
日経225先物 終値 10,550 (+130)
内閣府が朝方発表した6月機械受注統計によると、設備投資の先行指標である船舶・電力を除いた民需の受注額は、前月比+9.7%となった。
4カ月ぶりの増加となり、増加率は昨年4月以来の比較的大幅なものとなった。事前予測である+2.9%を大きく上回った。
日経平均は続伸。
前日比100円以上の水準で年初来高値を更新。
為替はいきなり97円台割れ寸前までドルが下落。
朝方発表の機械受注は久しぶりのプラスだったことや急速に円安に振れたことなどで買いが継続していた流れは変わらない。
ただ場中の感触としてはヨコヨコで方向感に乏しかった。
買い疲れ、過熱感、高値警戒感、いろいろありそうだが結局のところ利益確定売りと踏み上げの売り買い交錯だった。
明日のFOMCを待ち、様子見姿勢なのだろうが、マーケットインパクトの割には全然ダメ。
前場 -30円(5枚)
後場 -30円(5枚)
本日の損益
デイ -30円(5枚)
寄り引け 売り ±0円(1枚)
現在の資金
156,770,000円 (-150,000円)※手数料考慮せず