日経平均寄与度トップのユニクロ(ファーストリテイリング)逆行高
本日の日経平均は続落。
日経先物(左) /上海総合(右)
本日の日経平均は前日比200円を超える大幅続落だった。
昨日に続いて年初来安値を更新。
2005年5月26日以来の11,000円割れとなっている。
先日各メディアにおいて多くのアナリストたちが語った底値予想の中心がこの11,000円前後だっただけにさらなる一段安が懸念される。
今日のデイは一言で言えば体力温存。
揉み合いながらゆるやかに下値を切り下げており、細かく刻んだだけで取引終了。
騰落レシオは67.06%。
米国の金融安定化法案の行方や経済指標の結果待ちということもあろうが、日本株の換金売りとの見方も強い。
素直に空売りで勝てる相場だったのではなかろうか。
まだまだパニック売りというムードでもない。
今晩にも米国では雇用統計の発表。
週末には金融安定化法案修正案の下院採決も予定されている。
日本では9日に機械受注、10日にはオプションSQが控えている。
金融安定化法案だって可決が当たり前という考えが蔓延しており、これで否決でもされようものなら今度こそクライマックスか。
しかしおそらく可決されるだろうとしても、それで上昇の起爆剤となるかも不明。
日経平均寄与度
9983 ファーストリテイ 12,370↑ +1,480 59.951
6762 TDK 4,710↑ -400 -16.203
7267 ホンダ 2,835↑ -165 -13.367
6971 京セラ 7,660↓ -270 -10.937
7751 キヤノン 3,840↓ -170 -10.329
ハイテク株が軒並み安の中で唯一逆行高を演じたのはファーストリテイリング(9983)だった。
ユニクロだが、ただの季節の変わり目というだけでなく、想定以上の売り上げだったという。
仕掛けはしていないが、格好の裁定の材料だったかもしれない。
前場 -40円(5枚)
後場 +60円(5枚)
本日の損益
デイ +20円×5
寄り引け 売り +110円(1枚)
現在の資金
103,820,000円 (+210,000)※手数料考慮せず