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本日の日経平均は反発。


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日経先物(左)  /上海総合(右)

昨日の米国市場は金融安定化法案可決への楽観的な見方が広がり巻き戻しによる大幅反発。
これに呼応して日本でも大幅GUかと思われたが、実際はCMEの水準より大きく下回って始まり、ザラ場も高値圏ながら弱含んで推移。
寄付きからダラダラ下げ、終日伸び悩んだ。

bm日銀が今日発表した9月の短観は大企業製造業DIが-3(前回6月から8ポイント悪化)。2003年6月の-5以来の低水準。市場予想は-2でありこれを下回っている。
大企業非製造業DIは+1(前回から9ポイントの悪化)。
2003年12月以来の低水準。これも市場予想+5より下だが、ギャップが大きく嫌気された原因の一つだと思われる。

CMEとの温度差。
米国の楽観と日本の懐疑的風潮。
これは終日感じられたことだ。

皆考えることは同じなのか、揉み合い相場で取ったりヤラレたり。
やれやれ。
そもそも昨日の米国市場の上昇が楽観視しすぎているきらいがあり、今日の日本市場の伸び悩みは十分に理解できる。
法案通過を保証するものはどこにもないのに思惑だけで動くのは何も今に始まったわけではないが、米国と日本の温度差を改めて痛感した。
昨日から大幅なリターンを見込んでいたトレーダーにとって肩透かしをくらった気分だったのではないか。

bm11月4日の大統領選挙本選まで6週間を切っている。
すっかりオバマ候補の勝利と目されているが世論調査によるとその差は縮小してきている。
法案通過のほかにもこの大統領選挙、目先には雇用統計など不安材料盛り沢山なんだがなぁ。
どうせ短期だから関係ないけど振り回されるのだけは迷惑。買いたくないという本音。しかし歴史上、大相場の大底はもっとも買いたくないところが買い場だったりする。実に悩ましい。
ということで色々考えても仕方がないので買ってダメならすぐに放る。
何度目かの正直で大当たりを目指して・・。

前場 -30円(5枚)
後場 -70円(5枚)

本日の損益
デイ -100円×5
寄り引け 売り +70円(1枚)

現在の資金
103,420,000円 (-430,000)※手数料考慮せず