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2012.04.26NY+113.902012.04.26NAS+20.98






昨日の米国市場は大幅続伸。

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日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値     9,520.89 (-40.94)
日経225先物 終値    9,500 (-60)

日経平均は3日ぶりに反落。
先物はほぼ変わらずで始まり午前中は日銀の金融政策決定会合待ちでヨコヨコで推移。
午後の追加金融緩和発表を受けて一時高値9,700円まで棒上げ。
しかし買いが一巡すると一転して9,500円を割り込み一時安値9,460円をつけるなど荒い展開に。

発表直後の12:46には資産買い入れ基金の増額が市場予想より低め5兆円だった為に一瞬円高株安が先行。
この時一瞬9,520円まで売り込まれた。
しかし長期国債買い入れ額を10兆円に拡大するとの追加緩和策が明らかになると急速に上昇。
現物では不動産株中心に動意付き、円売株高が一気に進行。
その後は先物主導で乱高下。
週末、連休前でもあり手仕舞い売りに押された格好。
直後にはETF買い入れ増額に市場は沸いたが、9,700円で頭打ち。
急失速して結局は本日の安値圏で引けている。

日中の値幅は指数で約228円、先物で240円と今月4日以来の大きさを記録。
出来高も同じく8万枚台。

4.27 日銀本店

日銀は本日の金融政策決定会合で資産買い入れ基金を5兆円増額することを決定。
国債等の金融資産の基金の規模を65兆円から70兆円に引き上げ。
また、長期国債の買入限度を10兆円増額に加え、ETF2000億、J-REIT100億円それぞれ増額
買入れ国債と社債の対象を従来の残存2年以下から、3年以下に延長。
基金の買入れ期限を従来の2012年末から2013年6月末へ半年延長。
今年末時点の基金規模は従来予定通り65兆円に据え置きとした。

4.27日銀白川総裁の会見発表直後は売られたが次第に明らかになったこのETF買い入れ額を2000億円程度増額したことがサプライズと受け止められたようだ。

緩和はほぼ織り込み済みだったことと、大型連休前でもあり、最終的には出尽くしで売られるとのシナリオ通りの展開だった。

2月14日の日銀サプライズの時も当日は大幅上昇してもまだ上値は限定的で、海外の反応を待って翌営業日から中期的に大幅上昇を開始したのは記憶に新しい。
ただ今回は外部環境も異なりどうなるかは分からない。
それでも日銀がこうしてFRBのように市場と積極的に対話することでアナウンス効果は十二分だったのではないか。

結果下げてしまったが、いずれにしてもデイトレードでは値動き完全重視の為、格好のデイトレ日和だったといえる。
手薬煉引いて待っていた甲斐があったというもの。
戦略的な短期売買が奏功。

よいGWを。先物ブログ

本日の損益
デイ +60円 (5枚)
寄り引け  売り +70円(1枚)

現在の資金
297,150,000円 (+370,000円)※手数料考慮せず